【わたしの創作論 テンプレート】
Q1 どのような創作活動をしていますか?
Q2 作業環境を教えてください。(作業している場所、使用ツールなど)
Q3 創作中に楽しいと感じることはありますか? それはどのようなものですか?
Q4 創作中に難しさを感じることはありますか? それはどのようなものですか?
Q5 創作中、息抜きをしますか? それはどのようなものですか?
Q6 創作中に聴いている音楽はありますか? それはどのようなものですか?
Q7 創作物を制作する際、何をもって「完成」としますか?
Q8 初めて制作した作品について何か語れることはありますか?
Q9 今までに制作した作品のうち、特に思い入れのあるものについて語って下さい。
Q10 創作で心掛けていることは何ですか?
【わたしの創作論 回答例(山内リリ 2024年10月30日)】
Q1 どのような創作活動をしていますか?
小説(オリジナル)、短歌、作詞作曲、動画制作、現代日本語に関する考察
・小説、作詞作曲→小学生の頃から。まともにやり始めてからは15年ほど
・短歌→中学生の頃から、気まぐれに
・動画制作→ここ半年ほど
・現代日本語に関する考察→ここ十数年
Q2 作業環境を教えてください。(作業している場所、使用ツールなど)
基本的に自宅で作業します。畳の上に座布団を敷いて座り、机に向かっています。
たまに息抜きとして図書館やカフェを利用します。あまり長居しません。
・小説
①裏紙にシャープペンシルで書き殴り、同時に赤ペンと青ペンで校正
②Wordに打ち込み
③PDF化または印刷して誤字脱字チェック
・短歌
①アイディアを裏紙にメモ
②裏紙にシャープペンシルで書き殴り、同時に赤ペンで修正
③WordまたはExcelでデータ管理
・作詞作曲
①鼻歌を歌いながら五線譜に書き込む
②Singer Song Writer Lite 10にメロディを打ち込む
③コードを判定し、伴奏を地道に作成する
④順次mp3のかたちで出力し、自己反省して改善する
・動画制作
DaVinci Resolve 19(無料版)を使用
・現代日本語に関する考察
同人小説に感想と校正を付す、「感想&日本語アドバイス」というサービスをしています(Adobe Acrobat Readerを用いて、PDFファイルにコメントを書き込む)。その過程で日本語に関する書籍や論文を渉猟しています。
Q3 創作中に楽しいと感じることはありますか? それはどのようなものですか?
小説を書いている際、キャラクターに憑依しているかのような気分を味わえる瞬間に、楽しいと感じます(特に、そのキャラクターがネガティブな感情を抱いている時、一緒にネガティブになって実際に泣いたり胸が痛くなったりします。そのシーンを書き切れた瞬間はたまりません)。また、地の文を書くのがとても好きなので、キャラクターが一人になって独白が続くシーンや、キャラクターが見ているものの情景描写のシーンになると、ノリノリになります。
短歌を詠む際、思い付いたアイディアを表現するのにぴったりの言葉を見付けた時に、楽しくなります。作詞作曲も短歌と同様で、アイディアにぴったりのメロディや歌詞が閃いた時、とても楽しくなります。完成品を読んだり聴いたりするのも楽しいです。
動画制作中は、操作が上手くいって想像通りのものが実装できた時、「そうそう、この動きを実装したかったんだ!」と嬉しくなります。まだまだ勉強中なので、もっと頑張りたいと思います。
現代日本語に関する考察では、興味深い日本語表現に出会えた時、また、「これは判断が難しいな」とあれこれ思案している時に楽しさを感じます。ただし時間は溶けます。
Q4 創作中に難しさを感じることはありますか? それはどのようなものですか?
小説の執筆中に、論理的矛盾やクリティカルな疑問点を見付けてしまった時、それをどう解決するかに結構悩みます。これは日本語に関する考察でも同じです。上手く解決出来た時は、非常にすっきりした気分になります。
作詞作曲では、いわゆる「おりてくる」時とそうでない時があります。「おりてこない」時に差し掛かると、なかなか難しいなあと感じます。オブリガードは大体「おりてくる」と作れます。おりてこなくても作れるようになりたい。もっとロジカルに音楽をやりたいですね。
Q5 創作中、息抜きをしますか? それはどのようなものですか?
小説の息抜きに作詞作曲を、作詞作曲の息抜きに日本語の勉強を、日本語の勉強に飽きたら小説を……と、他の創作をすることが多いです。
運動もいい息抜きになります。ウォーキング、体操教室での運動、ラジオ体操など。
ゲームもします。スマホRPGの金字塔『白猫プロジェクト』で遊びます。
どうしようもない時は寝ます。大抵のことは寝ると解決します。
Q6 創作中に聴いている音楽はありますか? それはどのようなものですか?
少し前までは、BUMP OF CHICKEN, 田村ゆかり、バロック音楽(バッハ、テレマン、ヘンデルなど)を聴きながら作業することが多かったように思います。最近はもっぱら、自作曲ばかりを聴いています。気が散らない程度の音量(それはその時々によって変わります)で音楽を流します。
緩いつながりを持つ創作仲間と作業通話をして、話し声をBGMにする場合もあります。これもかなり捗りますが、私も話者になり、お話が盛り上がることもあるので、日によっては進み具合に大きな違いが生じます。
どうしても集中しなければならない場合は、無音で作業します。
Q7 創作物を制作する際、何をもって「完成」としますか?
きちんと物語を畳むことが出来て、尚且つそれに自分が満足した時です。誤字脱字やクリティカルなミスが見付かった場合は、サイレント修正することもあります。
Q8 初めて制作した作品について何か語れることはありますか?
初めて制作した作品……うーん、いつだろう? 小学校高学年の頃に、学校の課題の延長で書き始めたファンタジー小説『旅をする魔女たち』ですかね……。確か、高校3年生の頃まで書いていたと思います。1日1000字くらい、ほぼ毎日書いていたので、書いた分だけで数十万字はあるかと思います。未完の大作です。原稿は実家に現存するので、読み返すのがとても怖いですが、もし読んだら、月日の経過と共に成長が窺い知れるだろうなと思います。
Q9 今までに制作した作品のうち、特に思い入れのあるものについて語って下さい。
初めてきちんと完結させられた、現代日本を舞台とする長編作品『スターダスト』(現在、リメイクして本に出来ないか模索中です)にはかなりの思い入れがあります。高校時代に書いていた作品なのですが、物語の主人公(男性)に宛ててバレンタインのチョコレートを贈ってくれた同級生がいました。作品を気に入って貰えたのだなと、チョコを爆食いしながら嬉しくなった記憶があります。
Q10 創作で心掛けていることは何ですか?
大事なのは、文字数ではない。完成させ、自分がそれに満足することである。